美ヶ原テレビ・FM送信所(長野県・美ヶ原高原)
長野県松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる美ヶ原高原にある
NHK、在長野テレビ局とFM補完局・FMラジオの基幹局です。
今現在だと日本一高い場所から電波が出ています。
■初回訪問日:2018年05月01日
■最終訪問日:2021年09月19日
送信所設備概要(地デジ) | |||
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放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | 実効輻射電力 |
NHK長野総合 | 17ch | 1kW | 7.8kW |
NHK長野Eテレ | 13ch | ||
TSBテレビ信州 | 14ch | 10kW | |
abn長野朝日放送 | 18ch | 9.7W | |
SBC信越放送 | 16ch | 7.9kW | |
NBS長野放送 | 15ch | 8.7kW |
送信所設備概要(FMラジオ) | |||
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放送局名 | 周波数 | 空中線電力 | 実効輻射電力 |
NHK長野FM | 84.0MHz | 1kW | 2.4kW |
エフエム長野 | 79.7MHz | 2.7kW |
送信所設備概要(FM補完局) | |||
---|---|---|---|
放送局名 | 周波数 | 空中線電力 | 実効輻射電力 |
SBC信越放送 | 92.2MHz | 1kW | 2.4kW |
SBC信越放送(ラジオ)・エフエム長野
まずはSBCラジオ・エフエム長野の鉄塔から解説します。
SBC-FM 送信アンテナ
まずはSBC-FM(FM補完局)の送信アンテナから解説します。
・八木3素子2段2面(おおよそ北方向と東方向)
別の角度から。
東方面に出してるおかげか関東方面への飛びも良いです。
さらに別の角度から。
SBCラジオの番組中継回線 送信アンテナ
SBCラジオの番組中継回線のアンテナも付いていました。
これは万が一SBCラジオ送信所の有線回線に障害が発生した際にバックアップで使用されるものです。
low-VHF帯で送信されています。
・上段左向け:松本向け垂直偏波LOW-VHF STL(SBCラジオ)
・その下側:諏訪・伊那・飯田向け水平偏波LOW-VHF STL(SBCラジオ)
・その右側:SBC高ボッチ・SBC飯田向け TTLアンテナ(SBC FM補完中継局)
・その下側:上田・佐久・軽井沢向け垂直偏波LOW-VHF STL(SBCラジオ)
※参考:茂木ネットワークセンターさま
少し晴れた場所にもアンテナがありました。
・八木3素子 : SBC高ボッチFM受けモニター(推測)
FM長野 送信アンテナ
続いてエフエム長野の送信アンテナを解説します。
・2L双ループ2段4面
別の角度から。
さらに別の角度から。
STL・TSL関係
・中央左向け:茶臼山 反射板向けTSL(SBC)
・中央奥向け:飯田向けTSL(SBC)
・中央右向け:芥子望主山 反射板向けSTL(FM長野)
・右手前向け:長野本社向けSTL・TSL(SBC)
※参考:茂木ネットワークセンターさま
別の角度から。
・中央左奥向け:芥子望主山 反射板向けSTL(FM長野)
・中央左向け:飯田向けTSL(SBC)
・中央手前向け:茶臼山 反射板向けTSL(SBC)
※参考:茂木ネットワークセンターさま
さらに別の角度から。
・左側奥向け:長野本社向けSTL・TSL(SBC)
・中央左向け:芥子望主山 反射板向けSTL(FM長野)
・中央前向け:飯田向けTSL(SBC)
・中央右向け:茶臼山 反射板向けTSL(SBC)
※参考:茂木ネットワークセンターさま
さらに別の角度から。
中央奥向け:芥子望主山 反射板向けSTL(FM長野)
中央左向け:飯田向けTSL(SBC)
中央手前向け:茶臼山 反射板向けTSL(SBC)
中央右向け:長野本社向けSTL・TSL(SBC)
※参考:茂木ネットワークセンターさま
局舎
SBC・エフエム長野共用の局舎です。
SBCと書かれていました。
局舎を別の角度から。
こんなものもありました。
NHK・SBCテレビ
つづいてNHKとSBCテレビ送信塔を解説します。
テレビ送信塔とNHK-FM送信塔の2つに分かれています。
テレビ送信塔
テレビ送信アンテナです。
NHK総合・教育とSBCテレビの3波共用アンテナです。
・4L双ループ4段4面(NHK-G・EとSBCテレビ共用)
別の角度から。
テレビ送信塔(その他)
FPUのようなものが付いていました。
謎のもの(予備の送信アンテナ?)
自局のモニターアンテナのようです。
・90CR×2
FM送信塔
NHK-FMの送信アンテナです。
・スーパーターン6段(NHK-FM)
別の角度から。
FM送信塔(その他)
FPUのようなものが付いていました。
FM送信鉄塔の底部です。
たくさんのケーブルが見えます。
塗装についてのもののようです。
FM送信塔の銘板です。
もともとNHKがアナログテレビ放送用として使っていた痕跡が垣間見えます。
FM送信塔側にはテレビの予備送信アンテナが付いていました。
別の角度から。
STL・TSL関係
局舎の横にあるプレパラ類です。
・左側:プレパラ×2:富士ノ塔山 反射板向けSTL・TSL(NHK)
・右側:プレパラ×1:長野本社向け:STL(SBC)
※参考・引用:茂木ネットワークセンターさま
テレビ送信鉄塔にもプレパラが付いていましたが、
現在対抗先を調査中です。
テレビ送信鉄塔のプレパラを別角度から撮影。
・中央手前向きプレートパラボラ:清水高原FPU基地局(NHK)
・右向きプレートパラボラ:茶臼山 反射板向けTSL(NHK)
左側にある多数のプレパラは調査中です。
FM送信鉄塔についていたプレパラです。。
・上から1段目右側手前:木曽福島固定局向けラジオTTL(NHK-AM)
・その奥:岡谷諏訪固定局向けラジオTTL(NHK-AM)
・上から2段目右側手前:飯田固定局向けラジオTTL(NHK-AM)
・その奥:伊那固定局向けラジオTTL(NHK-AM)
・上から3段目右側手前:駒ヶ根向けラジオTTL(NHK-AM)
・その右上:伊那固定局向けラジオTTL(NHK-AM)
・左側手前向き:大町固定局向けラジオTTL(NHK-AM)
※
参考・引用:茂木ネットワークセンターさま
局舎
テレビ送信鉄塔の下にある巨大な局舎です。
NHKとSBCテレビ共用です。
表札もありました。
abn長野朝日放送
つづいてabn長野朝日放送の送信塔を解説します。
送信アンテナ
送信アンテナです。
カバーがかかっておりアンテナ構成はわかりませんでした。
STL・TSL関係
STL・TSL関係のプレートパラボラが見えます。
・奥向け×2:長野本社向けSTL・TSL
・左向け×1:芥子望主山向けTSL
奥側のSTL・TSLを拡大しました。
奥向け×2:長野本社向けSTL・TSL
別の角度から。
右向け×2:長野本社向けSTL・TSL
局舎
鉄塔の下に局舎があるタイプです。
別の角度から。
わかりやすく局のロゴがありました。
表札です。
小さい局舎もありました。
発電機もありました。
その他
FPUと思われるものもありました。
これもFPUと思われます。
NBS長野放送
つづいてNBS長野放送の送信塔を解説します。
送信アンテナ
送信アンテナです。
・4L双ループ4段4面(NBS長野放送)
別の角度から。
送信アンテナ
奥向け×3:長野本社向けSTL・TSL(推測)
左向け:芥子望主山向け(推測)
正面向け:対抗不明
※参考・引用:茂木ネットワークセンターさま
別の角度から。
・左向け×2:長野本社向けSTL・TSL(推測)
・手前向け:芥子望主山向け(推測)
・局舎の壁の小型プレパラ×1:長野本社向けTSL(推測)
※参考・引用:茂木ネットワークセンターさま
・手前向け:芥子望主山向け(推測)
・対抗先不明
・局舎の壁の小型プレパラ×1:長野本社向けTSL(推測)
局舎
局舎です。鉄塔の下が局舎になっているタイプです。
別の角度から。
同上。
その他
FPUだと思います。
これもFPUだと思います。
携帯電話と思われるアンテナもありました。
TSBテレビ信州
最後はNBS長野放送の送信塔を解説します。
送信アンテナ
テレビ信州の送信アンテナです。
カバーに覆われていてアンテナ構成がわかりませんでした。
STL・TSL関係
STL・TSLと思われるプレートパラボラが見えます。
・左向け:長野本社向けSTL・TSL
・右上段奥向け:茶臼山向けTSL
・右向け:飯田向けTSL
局舎
テレビ信州の局舎です。
他局と同じく鉄塔の足元に局舎があります。
局舎に引き込まれるケーブル。
2段になっているようです。
その他
謎の八木アンテナがあります。
FPUでしょうか。
自局のモニターアンテナのようです。
参考文献
こちらのサイトでも詳しく解説しています。
■送信塔見て歩きweb さま
■茂木ネットワークセンター さま
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